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気管支喘息とは

きかんしぜんそく

​-ABOUT ASTHMA-

​ > 治療のステップ

​吸入ステロイド薬が基本治療

喘息の治療は、4つのステップに分かれています。治療の開始時に、喘息症状と治療状況を総合してどの治療ステップかが決定されます。喘息は気道炎症がもととなっているため、どのステップでも抗炎症作用の強い吸入ステロイド薬が基本治療となっています。最近では、気管支を広げる作用のある長時間作用性Β2刺激薬と吸入ステロイド薬が一緒になっている配合剤がよく用いられます。これは、治療ステップ2から使用されます。

​ 喘息治療ステップ

  • ICS:吸入ステロイド薬

  • LABA:長時間作用性β2刺激薬

  • LAMA:長時間作用性抗コリン薬

  • LTRA:ロイコトリエン受容体拮抗薬

  • SABA:短時間作用性β2刺激薬

​ 喘息予防・管理ガイドライン2015

悪循環は抗炎症治療で断ち切れる

この悪循環をたちきるためには、気道の炎症をきちんと治療することが大切です。抗炎症治療は発作のときだけでなく毎日続けなければなりません。長期にわたり、適切な治療を行って、気道の状態を安定に保てば、健康な人と変わらない生活が送れるようになります。
症状が落ち着いても継続して定期的に通院し、喘息をコントロールしましょう。
喘息における抗炎症治療薬は、
吸入ステロイド薬が基本です。

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